手越くんの歌声を堪能できるNEWSの(テゴマスの)楽曲10選 前半戦
はてなブログというものに憧れはしたが、実際にオタク現役時代に開設するまでには至らなかった私がなぜ突如としてこの記事をきっかけにブログを開設しようと思い立ったか……
コロナ禍や自担の退所に苛まれた不運すぎる2020年も残り少なくなり、自分の人生のうちで大きな区切りとなるこの1年に、思うことを書き残しておきたくなったのである。突然に。
先日自担がジャニタレとして出演した最後の(厳密には最後ではないが)コンサートの円盤が発売された。
2017年から始まったコンセプチュアルアルバム4部作の3作目、WORLDISTAのライブ映像作品である。
N NEVERLAND
E EPCOTIA
W WORLDISTA
S STORY
4作の頭文字を取ってNEWSになる、NEWSが作る、NEWSが行う、NEWSのための4部作コンサート。
(実際には4作目のSTORYはコロナ禍で延期・中止になってしまったので完結しきれなかったのだが、、、、)
3作目WORLDISTAの円盤は、発売前に自担が衝撃の退所発表をしてしまったため今後が危ぶまれていたが、無事に無理なカットもなく発売されると発表されたため例によって初回通常共にBlu-rayを予約した。
ちょうど友人(手越担)と予定も合い、ありがたいことに発売日に鑑賞会をすることができた。
その友人とは私たち手越担が体験してきた悲しみや苦しみや喜びを6年ほどの間リアルタイムで共有してきた仲である。数々のスキャンダルや新しい仕事・素晴らしいビジュアルの雑誌など様々な情報を共有しあってきた仲なだけあり、良いことも悪いことも対等にコメントしあえるのだ。
そんな友人と発売日の10月21日に鑑賞会を開催した。鑑賞会の前には手越くんが退所後の仕事の撮影現場として訪れていた横浜にある某カフェに行くという意識の高いコースで昼食を取り(その話はまた別でしたいところである)、円盤が観られる某カラオケ店へ向かった。
早速再生を始めると、例に漏れずメニュー画面を延々と繰り返し再生。NEWSのライブ映像はメニュー画面が結構な見どころで、アルバムリード曲に合わせたライブ映像のダイジェスト、場合によってはしっかりと音ハメされた映像やエフェクトのかかった映像のオンパレードで他Gのメニュー画面では見たことのないような素晴らしい仕上がりなのである。
(それもまた別で話したいところ。)
やっとの思いで本編再生へ。
各会場の思い出や良かったところ、公演ごとの事件などをぽつぽつ語りあいながら最後のエンドロールまで飛ばすことなくしっかりと鑑賞し、最後には「本編は鑑賞会でしかしっかり観ることはない」との結論に達し、また次の鑑賞会で会おう、いつか開催されるかもしれない手越くんのディナーショーには2人で参加しようという約束をして帰路についた。
そんな楽しかった日から一週間弱、鑑賞会の熱が冷めやらずにいた私は通勤のお供が全てNEWSの楽曲になっていた。
相変わらずスマートフォンから再生されるNEWSの楽曲、手越くんの歌声は素晴らしい。
世間一般だけではなくファンからですら失笑された某18禁ソロ曲もしっかり歌声に集中していると、やはり素晴らしい。立ったり座ったりベッドに寝転んだり、そんなライブの演出をしながらの生歌ご披露でなぜあんなにも素晴らしいCDの歌声のまま、いやCDの倍以上もの歌声なのか。
この歌声を皆に聴いて欲しい。
手越くんのことをバラエティで観て笑っている全人類に、
手越くん手越くんと話す私に失笑する旦那(仮)に、
手越くんのこの素晴らしい歌声を聴いてほしい!!!!!!
手越くんの素晴らしい歌声を心ゆくまで堪能できるNEWSの(テゴマスの)楽曲を聴いて欲しい!!!!!!!!!!!!!!!!!
(あわよくばそこの彼を見て失笑している全員、楽曲と歌声の良さにびっくり仰天して彼のことを見直すがよい。)
そんな訳で生まれたこの楽曲10選、個人的な好みの10曲でもあるので興味があれば、私もこの曲が好きなどとゆるく見ていって頂ければ嬉しいです。
1.U R not alone
アルバム「NEVERLAND」(2017)より
言わずと知れた名曲。
え?知らない???YouTubeででも調べて見て下さい。
楽曲としてはNEWSとは関わり深いGReeeenの提供で、GReeeeN提供はweeeekの次で2曲目。楽曲の良さ・名曲っぷりはさることながら、全員の歌声が素晴らしい。
それぞれの音域を活かしたパート分け、ハモで向かい合って歌う姿、これでもかと魂を込めた歌いっぷり、エモい以外の言葉が見つからないのである。
手越パートの聴きどころはもちろん大サビ、
「あの日つまづいて しゃがみこんでしまうほどの 痛みさえ」でしょう。
実は私、最近に至るまでここのパートの素晴らしさに気づいていなかった。
2020.6/18 苦しみと葛藤の最中にいた私たちに向けてNEWS 3人がオンラインコンサートで披露してくれたのがこの曲だ。
3人ということは このパートを歌う人はどうなるんだ???
ハラハラと見ている私たちをよそに、3人は「手越、ここはお前のパートだ」と言わんばかりにこのフレーズを歌わないという選択をした。
稲妻が走ったのだ!
ここは手越くんにしか歌うことができない!
彼にしか歌えない歌詞!彼にしか歌えない音の高さ!彼にしか歌えない重みのあるパート!
(後の音楽番組で増田さんが担当します)
直前のファンの歌うパートが繰り返されてからのここなので、気分が高まりより一層素晴らしく聴こえるのです。
2. I・ZA・NA・I・ZU・KI -Represent NEWS Mix-
シングル「EMMA」(2017)より
今回の選んだ10曲のうち、一番古くにCD化された楽曲。
8人時代から歌い続けていて、ファンの間でもこれはライブに欠かせないという人が多い(体感)1曲。
最近のライブでもコンスタントにしっかり演出して歌ってくれるので、毎回楽しみにしていた。
手越くんパートの聴きどころは、こちらも大サビ
「幾千年 時をかけ Let Me Go ~ 願いを託し Get Away」
手越パートというよりかは、手越増田のテゴマスハモリパートというべきか、とにかく2人の掛け合いが素晴らしくゾクゾクするのである。
「幾千年〜見ていた」手越下ハモ 増田メイン
「あの月にEverything」増田ソロ
「願い託し」手越下ハモ 増田メイン
「GetAway」増田メイン 手越上ハモ
という構成で(改めて文字にすると面白い)、最後の「GetAway」でハモがひっくり返るところが素晴らしい。
あと手越パートとしては珍しい(注目されにくい)低音のハモパートがめちゃめちゃに良い。セクシーボイスとでも言おうか、エロい。素晴らしい。耳が幸せ。
高音に注目されがちな人の意外な低音パートというのがどれだけ素晴らしいか、聴けば全て分かります。
ラストではほかメンバーの歌うメインに合わせてのフェイク。
もちろん音源も素晴らしいのだが、ライブでの毎公演変わるフェイクが素晴らしい。
文章では紹介しきれないので、私の好きなバージョンはこちらで観られます。
3.プラトニック
アルバム「EPCOTIA」(2018)より
こちらはNEWS名義だが手越くんのソロ曲。
ソロ曲でオタク人気や知名度を気にすると「Lovin' U」「I'm coming」あたりがランクに入るかと思うのだが(後者は後にこの10選にも出てくるが)、私はダントツでこれを挙げたい。
2017年冬、NEWSは「NEWSICAL」という単発バラエティ番組に挑戦した。
メンバーそれぞれがそれぞれの得意分野を追求し、グループに持ち帰って新しく楽曲を作るというものだ。
小山さんは演技に、増田さんは衣装に、加藤さんは脚本に、それぞれ改めて挑戦しその中で手越くんは音楽、自分の声を重ね録りする「多重録音」に挑戦していた。
このソロ曲は「NEWSICAL」で得た「多重録音」の技法を使って作られている。
(このNEWSICAL自体も今回の10選に入れるか非常に迷ったが、残念ながらランク外、この曲もなかなかに面白いので是非チェックしてほしい。)
学んだことをすぐに活かして作品作りをする、まず最初にこの曲の素晴らしい点である。
そしてなんと言ってもそのキーの高さ!
普通の女性が簡単に歌えるキーをいとも簡単に綺麗に表現豊かに歌いこなすのだ。
聴きどころはラストサビの
「綺麗な嘘で抱いて~醒めない夢がいいの」
の間でオクターブが上がるところ。それまでの低音で響かせるような歌声が、ラストに大きく盛り上がるところで曲の主人公の切ない気持ちを代弁するかのような高くて声量のある歌声に切り替わる点が何よりも素晴らしい。
これこそが手越祐也!!ライブに行ったり自分からCDを手に取った人にしか聴けない手越祐也の歌声!!!!という気持ちになるのだ。
また作詞作曲はヒロイズム。
NEWS担にはおなじみなのでこの一言だけで伝わるが、この人の楽曲は世にも有名なチャンカパーナ、フルスイングや「生きろ」など…
ヒロイズム×NEWSは間違いない組み合わせであり、ヒロイズム×手越くんもまた間違いない組み合わせなのである。
4.Wonder
アルバム「QUARTETTO」(2016)より
アルバムに1曲は入っている、オタクがみんな大好きな激しめ楽曲。
例に漏れず私もそういった楽曲が好きなのだがいくつかある激しめの中ではこちらがダントツで素晴らしい。
なんと言ってもその聴きどころはメロディアスな大サビパート。
「素直な気持ちだけ映す瞳 輝くなら真実」
文字にしてみるとたったこれだけ、たったこれだけの歌詞に手越くんがNEWSで担うポジションが詰め込まれているのだ。
序盤から終盤までガッチガチに踊るこの曲はこの大サビ部分のみピアノ伴奏が入る。
さながらストリートカジュアルのビッグTシャツ野郎共の中に突然カッチリ決まった燕尾服のイケメンが登場するとでも言いたくなる雰囲気である。(私は生粋のアパレル女なのでこの言い回しがしっくりくる)
他メンがラップをそれぞれ歌う曲でも手越くんのパートだけはラップ詞ではなく普通のメロディだったりするので、やはりNEWSの中で手越くんは綺麗なメロディ担当になっているということを感じさせられる。
また、ラストサビではいつものようにフェイク担当なのだがこれがまたすごい。超絶高音ハイトーン、この音程を綺麗にシャウトがかった歌声でご披露されてしまったらもうその場の全員が彼にひれ伏すしかないのである。
手越くん曰く「激しく踊る曲を笑顔でパフォーマンスしたらもっとかっこいいでしょ?」だそうで、東京ドームの屋根を突き破るような超絶高音のフェイクを入れて激しく歌って踊ってしている間に妖しげな笑顔を見せるのだ。そう、妖しげな。
ちなみにライブだと笑顔を見せるだけではなく実際に笑い声まで聴こえてくる。
激しい曲で妖しげな笑顔が観られるのは全てライブDVDでこちらの「Wonder」(QUARTETTOより)、「Dance in the dark」(NEWS 10th anniversary in Tokyodomeより)、「BLACK HOLE」(EPCOTIAより)などいくつかあり、全て素晴らしい仕上がりだ。
5.恋を知らない君へ
シングル「恋を知らない君へ」(2016)より
日テレ系テレビドラマ「時をかける少女」の主題歌になった曲。
こちらのドラマの主演は Sexy Zone 菊池風磨さんで、NEWSのメンバー加藤シゲアキさんはその菊池さんの担任の教師役で出演していた。
ジャニタレが主演のドラマの場合は主演のタレントがいるグループが主題歌を歌うのが普通なのだが、このドラマは違った。
何故かNEWSが主題歌を歌うことになったのだ。
当時のSexyZoneのファンの心情は察するに耐えられないが、楽曲の良さとドラマの雰囲気があまりにもマッチしていたことから、そのあたりはドラマが始まってからはあまり騒がれなかったように記憶している。
加藤さんが出演したドラマなだけあって、パート割りでは加藤さんや手越くんではない他のメンバーが目立つところや良いところを歌っている印象だ。
そんな中での手越パート聴きどころは出だし、
「嗚呼 あなただけは消えないで 戻れるならあの夏へ」
2017年のコンサート「NEVERLAND」でのこのパートが素晴らしく良いのである。
セットリストの関係でこの曲の前の曲は小山さんのソロ曲「ニャン太」。こちらの楽曲は小山さんがずっと飼っていた飼い猫ニャン太が亡くなったことによる曲だ。
(NEVERLANDでの小山さんソロ曲問題は一旦置いておく)
手越くんが愛犬家であることはファンのみならず知られていそうなことだが、実は彼も愛犬ティニーちゃんを亡くしている。
恋を知らない君へを歌うスタンバイ中に前の曲であるニャン太を聴き、ティニーちゃんに想いを馳せ、それからの
「嗚呼 あなただけは消えないで」なのである。
(NEVERLANDライブ映像より本人談)
どれだけ気持ちがこもっているのだろうか、映像の手越くんは情感たっぷり表情豊かにあの美声で歌い上げてくれる。
この素晴らしいライブ映像も込みで納得のランクインとなった。
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と、5曲目まで凄い勢いで5500文字も語ってしまったのだが、かなり長くなってしまったので気持ち悪いピンポイント語りの前半はここで終了。
後半へ続く!!!